院長の睡眠時無呼吸症候群の論文が掲載されました!

日本病院総合診療医学会雑誌第17巻第4号

タイトルは、「特発性腎動脈解離が原因で腎梗塞を発症した閉塞性睡眠時無呼吸症候群の1例」です。

腎動脈に限局した腎動脈解離は比較的まれな疾患であり、その経過や予後については不明な点が多いです。今回、原因不明の左腎梗塞を認め入院となり、左腎動脈解離と診断し、閉塞性睡眠時無呼吸症候群が原因と考えられた1例を経験しましたので、報告しました。

本症例のように、高血圧合併の閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者で、突然の腰部痛を認めた場合は、腎動脈解離も念頭に入れた診療が必要であると考えられました。